なな・いろはのイラストブログ

妖怪イラスト・ほのぼのイラスト

小豆はかり

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小豆はかり(あずきはかり)は、江戸時代の怪談集『怪談老の杖』にある妖怪です。

天井裏で小豆をまくような音をさせるといいます。

 

漫画家・水木しげる氏のデザインがよく知られているでしょうか。

ja.wikipedia.org

 

今回は、悪戯好きな子供のイメージで描きました。

タンタンコロリン

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タンタンコロリンは、宮城県に伝わる妖怪です。

古い柿の木が変じたもので、柿の実を収穫せずに放置しておくと現れるといわれます。

 

今日は「柿の日」なので、この妖怪を選びました。

かぶきり小僧

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かぶきり小僧は、下総地方(現・千葉県、茨城県)に伝わる妖怪です。

おかっぱ頭の子供の姿で、山道を行く人に

「水飲め、茶飲め」と声をかけるといいます。

正体はムジナだそうです。

 

イラストに妖怪名を入れると、ちょっと図鑑ぽくなって楽しいです。

ハロウィン間近・おすすめの妖怪絵本

今回は、妖怪が登場する絵本を2冊ご紹介します。

 

『こんやは なんのぎょうれつ?』

こんやは  なんのぎょうれつ? (絵本・いつでもいっしょ)

こんやは なんのぎょうれつ? (絵本・いつでもいっしょ)

 

 なんだか怪しい妖怪の行列。提灯お化けの案内で、一体どこに向かうのでしょうか…?

 

総勢71名の妖怪が登場。魔女やジャック・オ・ランタンなど、この時期にぴったりの面々も。

巻末には各妖怪の解説もしっかり載っています。

 

『おろろん おろろん』

おろろん おろろん

おろろん おろろん

 

「大人たちみたいに、おろろん(=百鬼夜行)がしてみたい!」

妖怪の子供たちは意気揚々と出かけますが…。

 

作者独特のタッチで描かれる、個性的な妖怪たち。

絵巻や妖怪画など、元ネタを知っているとさらに楽しめます。

 

 

今年のハロウィンは、妖怪と出会ってみるのも楽しいかも…?