山彦

「無限ヤッホー」

山に向かって叫ぶと声が返ってくる現象を山彦（やまびこ）と言いますが、昔はこれを妖怪（精霊）の仕業と考えていたようです。

絵巻物などの妖怪画には、犬のような姿の山彦が描かれています。

ろくろ首その2

「物思い」

以前の記事↓とは少し違った雰囲気のろくろ首です。

nana-iroha.hateblo.jp

ちょっと息抜き

「らくがき」

Twitterで「水を吐くフグ」が流行っていたので便乗してみました。

元ネタはこちら↓のようです。 

ホテルを運営する秋田県の会社が、岩手県雫石町で温泉水を使って #トラフグ を育てています。さし身やちり鍋にして宿泊客に出し、好評です。フグの毒は海で食べる貝や海藻がもとになるとされ、温泉水育ちのフグは毒がなくて、安心といいます。https://t.co/w3Xjf1zZ1r pic.twitter.com/ialCgmwvRc

— 親子で学ぶぅ（東京新聞） (@oyakode_manaboo) March 10, 2019

公募に挑戦中

現在、今月末が〆切の公募に応募するためのイラストを描いています。

『日本現代怪異事典』に掲載されている怪異の中から、40項目をイラスト化するというものです。

http://kasamashoin.jp/イラスト募集

『日本現代怪異事典』は、主に戦後の怪談や都市伝説に登場する「現代怪異」の事典です。 

日本現代怪異事典

 トイレの花子さんや口裂け女、人面犬などの有名なものから、あまり知られていない怪異まで、1000種類以上が紹介されています。

まだ全体は公開できませんが、10点を目標に描き進めています。

妖怪的な要素も多いので、描いていて楽しいです。

魅力的な作品に仕上がるよう、あと一息頑張ります。

サイト更新

「お仕事」ページを追加しました。

「妖怪イラスト」「その他イラスト」ページを更新しました。

なないろ屋　なな・いろはのイラストサイト

楽器の妖怪たち

「春の調べ」

左：琵琶牧々（びわぼくぼく）…琵琶の妖怪

中央：琴古主（ことふるぬし）…琴の妖怪

右：三味長老（しゃみちょうろう）…三味線の妖怪

(鳥山石燕『百器徒然袋』より)

3月19日はミュージックの日ということで、楽器の妖怪たちを集合させてみました。

河童と山童

「河童と山童」

河童（かっぱ）は、全国各地に伝わる有名な妖怪です。

川や沼に棲み、頭の皿や甲羅・水かきといった特徴があります。

山童（やまわろ・やまわらわ）は山に現れる妖怪で、子供のような姿をしています。

一つ目で髪が長い、全身が毛に覆われている、などともいわれます。

一部の地域には、河童は秋の彼岸に山に入って姿を変え、山童になるという伝承があります。

そして春の彼岸に川に戻り、また河童になるのです。

季節によって姿も名前も変化するとは、なんとも不思議な妖怪です。